血液内科
| 医師名 | 役職 | 学会専門医・認定医 |
|---|---|---|
| 井上 愛 | 診療部長 兼科主任部長 兼外来化学療法室部長 兼がん相談支援室部長 | 日本内科学会[指導医][総合内科専門医] |
| 石田 尚子 | 科部長 | 日本内科学会[認定医][指導医] |
| 髙橋 雅文 | 科部長 | 日本内科学会[総合内科専門医][指導医] |
| 徳嶺 進洋 | 非常勤医 | 日本内科学会[総合内科専門医][指導医] |
| 足立 尚紀 | 専攻医 | 日本内科学会会員 |
| 早坂 裕哉 | 専攻医 | 日本内科学会会員 |
| 中村 珠里愛 | 専攻医 | 日本内科学会会員 |

特色
当院血液内科は、阪神北圏域における血液疾患の中核診療施設として、日本血液学会専門研修認定施設に指定されています。 急性白血病、悪性リンパ腫、多発性骨髄腫などの造血器悪性腫瘍から、再生不良性貧血・免疫性血小板減少性紫斑病などの良性疾患まで、幅広い血液疾患の精査・治療に対応しています。
- 血液専門医3名を含む7名体制
- 無菌病室2床、簡易無菌装置5台
- 病床数:約28床
地域の医療機関からの紹介患者が多く、2025年の新規患者数は177名と増加傾向にあります。
診療内容
- 迅速な診断と治療方針決定
造血器腫瘍の診断に必要な検査(骨髄検査、フローサイトメトリー、染色体検査、遺伝子解析など)を適切に組み合わせ、 初診から治療開始までのリードタイムを最小化する体制を整えています。
- 最新のエビデンスに基づく治療
造血器悪性腫瘍は治療法が急速に進歩している領域です。 当院では、国内外のガイドライン・臨床試験データを踏まえ、標準治療から高難度治療まで幅広く対応しています。
- 外来化学療法の実施件数は年々増加
- 放射線治療科と連携し、腫瘍縮小・寛解導入目的の照射も院内で完結可能
- 造血幹細胞移植・細胞療法への対応
難治性リンパ腫・多発性骨髄腫に対して、 自家末梢血幹細胞移植併用大量化学療法を年間約3例実施しています。
また、以下の治療が必要な場合は、適切なタイミングで近隣の移植施設へ紹介し、連携して治療を進めています。
- 同種造血幹細胞移植
- CAR-T細胞療法
移植適応の判断や治療前評価も当院で実施可能です。
- 高齢者造血器腫瘍への個別化治療
高齢者では、併存疾患・ADL・家族背景を踏まえ、 過度な治療負荷を避けつつ、治療効果を最大化する方針を検討します。 緩和ケアチームとも連携し、治療強度の調整を行っています。
最近5年間の新規患者数(確定診断別)
血液疾患の傾向を把握するため、直近5年間の新規患者数をまとめています。
|
診断名 |
2021年 |
2022年 |
2023年 |
2024年 |
2025年 |
|
急性白血病 |
9 |
10 |
8 |
14 |
20 |
|
骨髄異形成症候群 |
13 |
13 |
20 |
30 |
32 |
|
骨髄増殖性腫瘍 |
12 |
9 |
14 |
12 |
9 |
|
悪性リンパ腫 |
53 |
45 |
44 |
62 |
62 |
|
多発性骨髄腫・MGUS |
9 |
5 |
23 |
11 |
11 |
|
再生不良性貧血 |
2 |
3 |
2 |
6 |
3 |
|
その他の貧血 |
4 |
10 |
7 |
11 |
15 |
|
リンパ・組織球性疾患 |
7 |
6 |
3 |
3 |
8 |
|
血小板減少症 |
5 |
16 |
16 |
10 |
12 |
|
その他 |
1 |
0 |
7 |
2 |
5 |
|
合計 |
115 |
117 |
144 |
161 |
177 |
地域医療機関の先生方へ
貧血、血小板減少、リンパ節腫脹など、 血液疾患に関するご相談はいつでもお受けしています。
血液内科外来:金曜以外は毎日午前中に担当医が診療
緊急時:ホットラインよりご連絡いただければ、可能な限り迅速に対応
地域の先生方との連携を大切にし、患者さんにとって最適な医療を提供できるよう努めています。
