itami hospital

呼吸療法認定士の試験に合格しました。

 昨年の夏に呼吸療法認定講習会を受講したことを当ブログで報告させてもらいました。その後11月に試験を受けて、無事合格することができました。

 僕は以前、別の病院に勤めていて人工透析に携わっていました。伊丹病院に来たのはちょうど7年前で、ここで初めて人工呼吸器に携われるようになりました。当初は人工呼吸器の回路の組み立てや、テスト運転をしているだけでとても興奮したものです。時間を見つけては取り扱い説明書を読みながら操作方法の反復練習をおこなったり、モードや設定を変えてテスト運転させたり、時には自分自身に試したり(笑)して10数機種ある人工呼吸器を覚えていきました。
 そして当院では、GBSTという呼吸支援チームにも参加させていただき、人工呼吸器を使用している患者さんへチームで回診をするようになりました。一人の患者さんを中心に医師、看護師、理学療法士、薬剤師、管理栄養士、歯科衛生士、臨床工学技士がそれぞれの目線で意見を出し合うのですが、そこで感じた事は「疾患だけでなく人生をみる」ということでした。患者さんと主治医の信頼関係から生まれた治療の方向性に、自分の知識、技術をどう重ねていくか、と考えるようになりました。
 まだまだ役に立てない事の方が多いと思いますが、この認定資格で得た知識を活かして頑張っていきます。

臨床工学技士 谷川(写真中央)

写真は、先輩臨床工学技士の北尾さん(左)と、研修医の向井先生(右)と一緒に。

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