看護部についてAbout
看護部長メッセージ
看護部長 土井 智恵美
当院は、病院理念のもと地域医療の発展に貢献できるよう努めており、33の診療科を担う地域に根ざした急性期病院です。患者さんの多くは近隣の方であり、急性期医療から在宅療養支援まで、多職種と連携しながらチーム医療を提供し、住み慣れた地域で暮らし続けられるよう支援しています。
2026年には公立学校共済組合近畿中央病院と統合し、高度急性期医療に対応した病院となります。看護部は「思いやりと専門性の高い看護を提供します」という看護部理念をあげ、患者さんとご家族、ともに働く仲間を思いやる心を大切にし、良質な看護を提供できるよう力を尽くします。
その柱となるのが、看護師育成です。看護部は新人教育・クリニカルラダー別研修・院内外研修・管理研修などキャリアアップを支援する教育体制を整え、看護を通じ感性豊かな人間性を育み、成長していけるようサポートします。また、看護職同士で支え合い、いきいきと働き続けられる環境づくりに努めて参りたいと考えております。
また患者さんから学ぶことも多くあります。患者さんにとっても、看護職にとっても「倫(とも)に成長」できる看護部を目指します。
Philosophy看護部理念
思いやりと、専門性の高い看護を提供します
看護部の基本方針
- 安全で安心な看護を提供します
- 患者さんが住み慣れた場所で生活できるよう、シームレスな地域連携を推進します
- 専門職として他者を尊重した人間性と高度な専門的知識・技術を持ち、成長し続けられる職場環境をつくります
- 他部門と協力したチーム医療を推進します
- 病院の経営方針に基づき組織の一員として経営に参画します
看護体制
看護体制 | ||
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看護の提供 | 入院基本料 7:1 | |
看護職員数 | 約400人 | |
看護単位 | ICU/CCU・救急外来・放射線科 | |
2階東病棟 | (循環器内科、整形外科、皮膚科) | |
3階西病棟 | (産婦人科、整形外科、乳腺外科、NICU、産婦人科外来) | |
4階東病棟 | (消化器外科、口腔外科、脳神経外科) | |
4階西病棟 | (整形外科、形成外科) | |
5階東病棟 | (血液内科、糖尿病内科、眼科、老年内科) | |
5階西病棟 | (呼吸器内科、呼吸器外科、アレルギー免疫疾患) | |
6階東病棟 | (泌尿器科、アレルギー疾患リウマチ科、小児科) | |
6階西病棟 | (消化器内科、老年内科、オーバーナイト) | |
手術室 | ||
外来 |
勤務形態 | |
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病棟 (3交替) |
日 勤 8:30 ~ 17:15 準夜勤 16:30 ~ 1:15 深夜勤 0:30 ~ 9:15 |
病棟 (2交替) |
日 勤 8:30 ~ 17:15 夜 勤 16:45 ~ 翌9:15 |
病棟 (変則2交替) |
日 勤 8:30 ~ 17:30 長日勤 8:30 ~ 20:00 夜 勤 19:30 ~ 9:15 |
外来・手術室 | 原則 8:30 ~ 17:15 |
手術室 | 日勤 8:30 ~ 17:15 緊急呼出制 休日待機制 一部時差出勤導入 |
救急外来 | 日勤 8:30 ~ 17:15 当直 16:45 ~翌朝9:15 休日日直 8:30 ~ 17:15 土曜日直 8:30 ~ 17:15 |
会計年度任用職員 | 1日勤務 8:30 ~ 17:00 半日勤務 8:30 ~ 12:30 |
救急外来当直 会計年度任用職員 |
17:10 ~ 翌朝8:40 |
看護助手 | 早出勤務 7:00 ~ 15:30 遅出勤務 12:30 ~ 21:00 |
病棟看護提供方式 | 固定チームナーシング |
キャリア開発 システム |
キャリアラダー 目標管理 |
組織図
看護部組織図
看護部委員会組織運営図
スペシャリスト
診療看護師
診療看護師(NP:Nurse Practitionerナースプラテクショナー)とは、看護師として5年以上の実務経験を積んだ後に大学院で医学知識と特定行為の実戦能力を身に着けた看護師であり、医師不在時等においても迅速かつ安全な医療を提供できるよう、特定の診療行為を自らの判断で行うことができる看護師です。あらかじめ作成した手順書によって『包括的指示』により実施する特定行為(21区分38行為)と、医師からの『具体的指示(直接指示)』により実施する相対的医行為があります。当院では令和6年度から、診療看護師を採用しています。チーム医療の一員として様々な職種と協働し、治療と看護の両面から患者さんに安心安全でより良い医療を提供できるように活動しています。
特定看護師(特定行為研修修了看護師)
特定行為研修とは、看護師が手順書により特定行為を行う場合に必要とされる実践的な理解力、思考力及び判断力ならびに高度かつ専門的な知識及び技術の向上を図るための研修です。医師により作成された手順書をもとに、患者の状態を見極め、迅速な対応やケアを提供することが可能となります。特定行為は、診療の補助であり、看護師が手順書により行う場合には、実践的な理解力、思考力及び判断力並びに高度かつ専門的な知識及び技術が特に必要とされる行為です。当院では、21区分38行為の中で、分野に応じた1区分~11区分を取得し実践しています。
専門分野における患者のケアに特化しており、その分野の最新の治療法やガイドラインに精通しています。
特定看護師は、医師や他の看護師、医療チームと協力して働き、今後の医療を支える専門性の高い看護師として期待されています。
専門看護師・認定看護師
専門看護師・認定看護師は特定領域の看護を重点的に行う看護師で、多職種でのチーム医療の要となる役割を担っています。当院ではその力を育成するために、進学の支援を行っています。また資格取得後は、専門領域の力を発揮できる部署で活躍していきます。
がん看護、慢性疾患看護
認定看護管理者、感染管理、がん薬物療法、がん性疼痛、緩和ケア、皮膚・排泄ケア、摂食・嚥下障害、手術看護、認知症看護、救急看護、集中ケア、慢性呼吸器疾患看護、慢性心不全看護、がん放射線療法(教育課程修了者)
呼吸療法認定士、糖尿病療養指導士、消化器内視鏡技師、INE、Dr.Vodder式MLB/CDT認定セラピスト、リンパ浮腫保険診療士、認知症ケア専門士、NST療法士、転倒予防士など