薬剤部

寄り添い、ともに考える

 薬剤部では、外来や入院での調剤業務を通して、医薬品の適正な使用、管理、供給を推進しています。また全病棟に薬剤師を配置し、情報提供や薬物治療の安全性と有効性の確保に取り組んでいます。チーム医療では医薬品の専門職として数多くのチームに貢献し、さらに医薬品に関連した事故防止にも積極的に参画しています。
 我々は、安全で効果的な薬物療法を通して、患者さまが安心して療養いただけるよう、質の高いファーマシューティカルケアの提供に取り組んでいます。

濱口 朋也 副院長.兼糖尿病センター長.兼薬剤部長(医師)
上田 宏 薬剤科長(薬剤師)

薬剤科スタッフ

<認定研修施設>
日本医療薬学会 がん専門薬剤師研修施設 日本病院薬剤師会
がん薬物療法認定薬剤師暫定認定施設 日本緩和医療薬学会
緩和医療専門薬剤師研修施設 地域緩和ケアネットワーク研修施設
薬学教育協議会 薬学生実務実習受入施設

・薬剤部理念 ・保険薬局の皆様へ ・薬学実務実習及び新規採用希望の皆様へ
・薬剤部実績及び認定資格取得状況 ・医療チーム ・業務内容

薬剤部理念

安全と信頼の両輪により、最善の薬物治療を薬剤部ワンチームで提供します。

 薬剤部では薬剤部理念のもと、安全で効果的な薬物療法を行うために、他の医療スタッフと綿密な連絡を取りながら、患者さまに安心していただけるような薬剤業務に取り組んでいます。

保険薬局の皆様へ

①新規採用および中止薬品に関する情報について

2024年 2月 4月 6月
2023年 2月 4月 6月 8月 10月 12月

②「院外処方せんにおける疑義照会基準」について

「院外処方せんにおける疑義照会基準」 (PDF) (2024/2)
 
③「疑義照会連絡票 ・ 後発(後続)医薬品変更報告書」について
 院外処方せんの疑義照会欄への記載が紙面上不足する場合に本紙をご活用ください。なお、本紙の使用にあたり処方せん原本と共にFAX送信をお願いします。

疑義照会連絡票 ・ 後発(後続)医薬品変更報告書 (PDF)(Excel)
 
④「服薬情報提供書(トレーシングレポート)」について
 即時性は低いものの処方医師への情報提供が望ましいと判断された内容については、服薬情報提供書(トレーシングレポート)にてご連絡ください。
 
 1)服薬情報提供書(トレーシングレポート) (PDF)(Excel)

 2)残薬調整 服薬情報提供書(トレーシングレポート)(PDF)(Excel)

   「残薬調整」運用方法 (PDF) (2024/6)

 3)吸入指導 服薬情報提供書(トレーシングレポート)(PDF)(Excel)
  説明内容、吸入療法および吸入手技の評価を記載のうえ、FAXしてください。

⑤「調剤過誤等報告書」について
 調剤過誤等が発生した際にお使いいただく報告書について、当院書式のものをご使用下さい。

「調剤過誤等報告書」(PDF)(Excel)

⑥「薬剤調整フォローアップシート」について
 ポリファーマシー対策の一環として、当院入院中に持参薬の薬剤調整を行い、2剤以上減薬した患者さまにおいて、退院後2ヶ月以降の薬剤使用状況の確認を行っております。詳細につきましては、下記運用方法をご参照ください。

 「薬剤調整フォローアップシート」運用方法(PDF) (2022/11)

⑦院外処方箋への検査値記載について
 市立伊丹病院では地域保険薬局との連携の一環として院外処方戦に検査値を印字し記載しています。

1)案内(PDF) (2021/11)
2)検査値の基準値一覧(PDF) (2021/11)

⑧約束処方について
 調製法や使用方法は下記の一覧をご参照ください。調整法や使用方法は下記の一覧をご参照ください。

 約束処方一覧(PDF) (2024/5)

⑨がん化学療法関連について

1)がん化学療法 服薬情報提供書
 本書式の著作権は兵庫県病院薬剤師会および兵庫県薬剤師会に帰属するため、セキュリティーを設定しています。詳細は薬剤部がん化学療法担当までご連絡ください。
  ▲がん化学療法 服薬状況提供書(こちらをクリックすると移動します)

2)化学療法登録レジメン一覧
 「化学療法登録レジメン一覧」は、当院化学療法専門部会で承認された標準レジメンの一覧です。
 なお、投与量、投与スケジュール等、個々の患者様の状態・状況により変更されることもありますのでご了承ください。
 また、保険医療機関及び保険薬局からのレジメンに関する照会や患者の状況に関する相談及び情報提供等については、当院薬剤部までお問い合わせください。

■レジメン一覧   2024/10現在

胃癌 (PDF)
大腸癌 (PDF)
乳癌 (PDF)
肺癌 (PDF)
食道癌 (PDF)
肝臓、胆道、膵臓癌 (PDF)
婦人科 (PDF)
泌尿器科 (PDF)
頭頸部癌 (PDF)
白血病 (PDF)
多発性骨髄腫 (PDF)
骨髄異形成症候群 (PDF)
リンパ腫 (PDF)
その他(肉腫など) (PDF)

3)がん化学療法 副作用対策シート
 本シートは、がん化学療法施行に伴う副作用対策を院内で標準化した一覧です。
 実際の処方内容は、個々の患者さまの状態、状況により変更される事もありますのでご了承ください。
 なお、保険薬局の先生方を対象としていますので、セキュリティーがかかっております。詳細は、薬剤部までお問合せください。
 ▲がん化学療法 副作用対策シート(こちらをクリックすると移動します)

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・薬剤部実績及び認定資格取得状況 ・医療チーム ・業務内容

新規採用希望の皆様へ

 新規採用職員や薬学実務実習生の教育については、各教育実習スケジュールに基づいて指導薬剤師が1対1で指導を行います。また各専門チームにも、ローテーションで参加していただき、専門知識を幅広く習得していただけます。


・市立伊丹病院薬剤部 薬剤師初任者研修プログラム

市立伊丹病院
薬剤部紹介パンフレット

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・薬剤部実績及び認定資格取得状況 ・医療チーム ・業務内容

薬剤部実績及び認定資格取得状況

学会発表

発表日 発表者、共同発表者 演題名 学会名
2023/06/22~24 千原里美、中尾夕美、加地真梨、張薫化、山下加奈、福井幸代、高田晃宏、堀木優志、三嶋千恵子、千原陽子、原聡志、前田志眞子、三好崇文、森田俊治 市立伊丹病院における高齢がん患者総合機能評価の取り組み 第8回日本がんサポーティブケア学会学術大会
2023/05/27~28 千原里美、中尾夕美、山下加奈、福井幸代 市立伊丹病院における薬剤師-看護師連携による外来患者の疼痛コントロールの取り組み 第16回日本緩和医療薬学会年会
2023/02/04~05 石森有貴、上田宏、登尾弥生、三好崇文、伊東範尚、尾﨑和成、中村好男 転倒予防チーム薬剤師としての転倒予防介入について 近畿薬剤師合同学術大会2023
2023/02/04~05 佐藤知美、長谷川啓、石谷理紗、山根正也、千原里美、上田宏、三好崇文 不穏時使用薬剤のPBPM実施の効果(第二報) 近畿薬剤師合同学術大会2023
2022/10/27~28 山根正也、長谷川啓、細田未紀、石谷理紗、千原里美、上田宏、三好崇文、伊東範尚、中村好男 入院患者の睡眠薬適正使用のためのPBPM実施の効果 第35回日本総合病院精神医学会総会
2022/09/24 石谷理紗、長谷川啓、細田未紀、山根、正也、千原里美、上田宏、三好崇文、伊東範尚、中村好男 入院患者の睡眠薬適正使用のためのPBPM実施の効果 第32回日本医療薬学会年会
2022/09/24 細田未紀、長谷川啓、石谷理紗、山根正也、千原里美、上田宏、三好崇文、伊東範尚、中村好男 市立伊丹病院におけるポリファーマシー対策チームの取り組みについて 第32回日本医療薬学会年会
2022/09/18 中尾夕美、千原里美、加地真梨、張薫化、福井幸代、高田晃宏、三好崇文、堀木優志、新井将弘、原聡志 リファンピシンの薬物相互作用により疼痛コントロールに難渋した症例 日本緩和医療学会第4回関西支部学術大会
2022/07/23~24 細見徳子、中晴康恵、上田宏、的場綾架、岸美紀子、木下善詞 COVID-19に対するトシリズマブ適応承認までの当院感染対策室と薬剤科の取り組み 医療薬学フォーラム2022第30回クリニカルファーマシーシンポジウム
2022/06/01 石谷理紗、城山めぐみ、山根正也、道下千秋、河形純子、村山洋子 誤嚥性肺炎の患者における嚥下機能低下に関与する薬剤の服用状況と栄養評価指標の調査 第37回日本臨床栄養代謝学会
2022/01/29 政処多香、石谷理紗、山根正也、千原里美、上田宏 患者満足度向上を目指した地域連携強化のための病棟薬剤業務の改善と評価 第43回日本病院薬剤師会近畿学術大会
2022/01/29 長谷川啓、石谷理紗、山根正也、千原里美、上田宏、登尾弥生、三好崇文 市立伊丹病院における不穏時使用薬剤のPBPM導入による疾患禁忌薬投与回避の取り組み 第43回日本病院薬剤師会近畿学術大会
2021/09/18 中尾夕美、石谷理紗、千原里美、上田宏 医療用麻薬薬剤管理指導の電子カルテ疼痛評価テンプレートの改訂と検討 日本緩和医療学会第3回関西支部学術大会
2021/06/18~19 千原里美、中尾夕美、張薫花、福井幸代、高田晃宏、三好崇文、堀木優志 メサドン中止後の他のオピオイド鎮痛薬へのスイッチングに関する調査 第26回日本緩和医療学会学術大会
2021/05/14~16 千原里美、畑将弘、上田宏、原聡志、堀木優志 低用量オピオイド鎮痛薬からメサドンへのスイッチングに関する後方視的検討 第14回日本緩和医療薬学会年会

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認定取得状況(令和5年11月現在)

認定資格名 人数
認定実務実習指導薬剤師(日本薬剤師研修センター) 9
病院薬学認定薬剤師(日本病院薬剤師会) 13
医療薬学専門薬剤師(日本医療薬学会) 1
がん専門薬剤師(日本医療薬学会) 2
栄養サポートチーム専門療法士(日本臨床栄養代謝学会) 3
糖尿病療養指導士(日本糖尿病療養指導士認定機構) 4
感染制御認定薬剤師(日本病院薬剤師会) 2
抗菌化学療法認定薬剤師(日本化学療法学会) 2
小児薬物療法認定薬剤師(日本小児臨床薬理学会) 1
医療安全管理者(日本病院会) 1
救急認定薬剤師(日本臨床救急医学会) 1
緩和薬物療法認定薬剤師(日本緩和医療薬学会) 2
緩和医療暫定指導薬剤師(日本緩和医療薬学会) 1
周術期管理チーム薬剤師(日本麻酔科学会) 1
研修認定薬剤師(日本薬剤師研修センター) 4
公認スポーツファーマシスト(日本アンチ・ドーピング機構) 5
転倒予防指導士(日本転倒予防学会) 1
認定データマネージャー(日本癌治療学会) 1
病院経営管理士(日本病院会) 1
薬学検定1級(日本セルフケア支援薬剤師センター) 1

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・薬剤部理念 ・保険薬局の皆様へ ・薬学実務実習及び新規採用希望の皆様へ
・薬剤部実績及び認定資格取得状況 ・医療チーム ・業務内容

医療チーム

薬剤師は各医療チームに参加しチーム医療に貢献しています。

がん化学療法担当

 当院のがんチーム医療では、「患者さまにとって最良の治療方針は何か?」「 今ある課題や問題点に対する一番の解決策は何か?」について、医師、看護師、薬剤師および様々な専門職が、各専門分野の意見や知識を交換し、治療から療養生活に至るまで、総合的に患者さまを支援しています。
  がん医療における薬剤師の役割としては、患者さまに抗がん剤治療に関する理解を深めていただくための説明を行っています。また抗がん剤をはじめとするすべての医薬品の安全な使用について医師等と協働し、副作用モニタリングや薬物血中濃度の確認などを行っています。さらに副作用の重篤化回避、あるいは治療に難渋する患者さまに適した処方提案・処方設計を担うために、専門的な知識を持つ薬剤師が、がんチーム医療をサポートしています。
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緩和ケアチーム担当

 緩和ケアチームの一員として薬学的な立場から、患者さま個々に最適な薬剤の選択や投与量設定などを提案し、医師・看護師等と連携して安全で有効な薬物治療支援を行っています。また、安心してお薬を服用できるよう患者さまやご家族に寄り添った相談や服薬説明を行い、患者さまが痛みや苦痛から解放され、その方らしい生活が送れるようサポートしています。さらに、院内がん疼痛マニュアルの作成や医療スタッフへの緩和ケア教育活動にも携わっています。

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糖尿病治療担当

 糖尿病専門医の指導のもと糖尿病療養指導士の資格を取得し、看護師、管理栄養士、理学療法士、臨床検査技師等とともに、糖尿病医療推進チームの一員として患者さまの療養のお手伝いができるよう努めております。
 糖尿病教育入院時にはお薬の説明や糖尿病療養生活上の指導を行っています。また、すこやか外来教室では糖尿病の薬物治療のお話をするなど、患者さまの糖尿病治療に対する理解を深めていただけるようサポートしています。
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栄養管理担当

 人が生きていく為に必要なものそれは、『食べること』すなわち『栄養』です。病気を治すための基本となるものも『栄養』です。NST(栄養サポートチーム)活動を通じて、『食べる』ことを目標に『食べられる』までの間の点滴の選択、調製、飲んでいただく栄養剤の選択などに関わり、よりよい治療効果が得られるよう『栄養面』より患者さまをサポートしています。

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感染制御担当

 感染対策チーム(ICT)の一員として、医師・看護師等と共に院内における感染の防止・制御、耐性菌出現の予防および治療において支援を行っています。抗菌薬や消毒薬が適正に使用されるように、使用状況の調査、抗菌薬の血中濃度の確認等を行っています。また、患者さま個々に応じた薬物治療が有効に安全に行えるようにサポートしています。
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呼吸ケア支援担当

 日本では人口構成の高齢化と国民の高い喫煙率の問題から、呼吸機能障害の罹患率が急激に上昇すると懸念されており、呼吸ケアを必要とする人たちの増加が見込まれています。
 当院では呼吸器内科医師、看護師、理学療法士、臨床工学士、管理栄養士と共に薬剤師が呼吸ケア支援チーム(GBST)に加わり、吸入薬の正しい使用方法の説明などを行い、患者さまが息切れを恐れることなく積極的に社会生活が送れるようにサポートしています。
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リエゾンチーム担当

 「リエゾン」とはフランス語で「連携」を意味することばです。リエゾンチームでは、入院中の患者さんが心理的問題に直面し、メンタルサポートや精神医療が必要な場合に主治医や病棟看護師、病棟薬剤師と連携しながら支援しています。
 薬剤師は、対象となる患者さまが使用している薬剤の服用状況・相互作用の確認、介入後の薬剤の効果・副作用のモニタリングなどを行っています。また、カンファレンスや回診で得た情報を病棟薬剤師と共有し、安全な医療、安心な環境を提供する縁の下の力持ちとして活動しています。

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ポリファーマシーチーム担当

 ポリファーマシーによる有害事象、アドヒアランス低下、相互作用などの問題が報告されています。当院では、多病にともない内服数が増加しやすい高齢者を中心に、カンファレンスを行っています。
 薬剤師は、医師、病棟薬剤師、病棟看護師と連携を取り、適切な薬物治療を行えるよう、処方薬の見直しに取り込んでいます。
 特に、睡眠薬による転倒やせん妄などの有害事象の軽減のため、睡眠薬の適正使用の推進にも取り組んでいます。

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転倒予防チーム担当

 転倒の要因は多岐にわたるため、転倒リスク軽減のための環境調整や、帽子・靴の正しい着用の啓発などをラウンド時に伝達し、医師と連携した転倒ハイリスク薬の調整など、各職種が専門性を活かし転倒予防活動を行っています。年に一度の市民公開講座、広報伊丹等、市民向けの情報発信も行い、地域の転倒予防に寄与できるよう日々活動しています。

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・薬剤部理念 ・保険薬局の皆様へ ・薬学実務実習及び新規採用希望の皆様へ
・薬剤部実績及び認定資格取得状況 ・医療チーム ・業務内容

業務内容

業務内容

・調剤 ・医薬品情報の管理・提供 ・製剤 ・薬剤管理指導(服薬指導)
・薬品在庫管理 ・抗がん剤調製 ・高カロリー輸液

調剤

 当院では平成18年10月より外来患者さまのお薬については、厚生労働省の方針をもとに全面院外処方を実施しています。
 入院患者さまについては、内服薬、外用薬、注射薬の調剤を行っています。お薬の投与量や投与方法、飲み合わせなどの適正を確認しています。また、薬品に記載されたGS1バーコードを活用して、投薬ミスを防ぐシステムを導入しています。
GS1バーコードを活用した調剤
GS1バーコードを活用した調剤

医薬品情報の管理・提供

 厚生労働省や医薬品メーカーから寄せられるお薬の使用方法や副作用情報などを、医師や看護師、そして患者さまへ提供しています。また、医師や看護師などの院内スタッフや患者さまから寄せられる医薬品に関する様々な質問にもお答えし、医薬品が安全かつ有効に使用されるように努めています。
 病院の電子カルテを運用していくうえで重要である医薬品データーの登録や管理を行い、医師が適切に処方を行えるようにするとともに、院内での薬の重複や相互作用が起こらないように工夫をしています。
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製剤

 主に消毒剤や粉薬など、医薬品メーカーから市販されていない薬を調製しています。また、特定の患者さまに使用する注射薬や坐薬なども調製しています。
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薬剤管理指導(服薬指導)

 服薬指導はお薬を使用する意味や目的、服用方法などを説明して、お薬を忘れずに正しく使用してもらうことを目的としています。
 患者さまからのお薬に関するご相談にも応じておりますので、薬剤師が伺った際には気軽にお声掛けください。 さらに、薬の副作用と思われる症状が出た時などに、正しく対処できるように、お薬についての注意事項(副作用などを含む)を説明することで、お薬の安全かつ有効な使用へ寄与しています。

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薬品在庫管理

 病院内で使用する医薬品の購入と在庫管理を行っています。また在庫薬品の有効期限を管理するとともに、過剰在庫の防止など効率的な薬品在庫管理を推進するとともに各部署への薬品の安定供給を図っています。
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抗がん剤の調製

 外来患者さまが化学療法室で行う抗がん剤や入院患者さまの抗がん剤の調製を、薬剤科内にある安全キャビネットと呼ばれる装置の中で行っています。
 抗がん剤の投与計画は患者さま毎に異なるため、患者さまの身長や体重、薬の投与量や投与期間、投与方法のチェックを行い抗がん剤の適正使用に寄与しています。
抗がん剤調製抗がん剤調製

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高カロリー輸液

 食事の取れない患者さまに投与する高カロリー輸液は、無菌室と呼ばれるほこりや細菌が極めて少ない室内に置いてあるクリーンベンチと呼ばれる装置の中で無菌混合調製しています。 高カロリー輸液調製
高カロリー輸液調製

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