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緩和ケアセンター

主なスタッフ
医師名 役職 学会専門医・認定医
森田 俊治 副院長
兼外科主任部長
兼消化器外科主任部長
兼経営企画室主任部長
兼医療安全管理室主任部長
兼緩和ケアセンター長
日本外科学会会員【認定医】【指導医】【専門医】
日本消化器外科学会会員【指導医】【専門医】
日本大腸肛門病学会会員
日本内視鏡外科学会会員【技術認定医】
堀木 優志 消化器内科部長
兼がん相談支援室部長
兼緩和ケアセンター次長
日本内科学会会員【総合内科専門医】【指導医】
日本消化器病学会会員【専門医】
日本消化器内視鏡学会会員【専門医】
日本緩和医療学会会員【認定医】
三好 崇文 科主任部長
兼心療内科主任部長
兼緩和ケアセンター次長
兼臨床心理センター長
兼医療安全管理室部長
日本精神神経学会会員 【専門医】【指導医】【学会認定認知症診療医】
日本総合病院精神医学会会員 【専門医】【指導医】
日本認知症学会会員【指導医】【専門医】
太田 嘉幸 歯科口腔外科主任部長
兼緩和ケアセンター次長
日本口腔外科学会会員【指導医】【専門医】
日本口腔科学会会員【認定医】
日本がん治療認定医機構【がん治療認定医(歯科口腔外科)】
大阪大学歯学研究科招聘教員
中井 隆彰 医長
兼緩和ケアセンター主幹
日本整形外科学会会員

 

緩和ケアセンター長ご挨拶

 市立伊丹病院は2010年から兵庫県指定の「がん診療連携拠点病院」の指定を受けていましたが、2019年4月から国の「地域がん診療連携拠点病院」に指定されました。それを機に当院で活動してきた緩和ケアチームを病院組織内の位置づけが明確になるよう緩和ケアセンターとして再編して設置することとなり、私が緩和ケアセンター長として就任することとなりました。緩和ケアはがん診療の中でも大切なものの一つであり、国が特に力を入れて推進している領域です。緩和ケアセンターでは患者さんへの緩和ケアの提供・啓発だけでなく、地域の病院や在宅療養支援診療所、ホスピス・緩和ケア病棟と連携協力をする役割を担っています。阪神地区での緩和医療の更なる発展を目指してまいりますので、どうぞよろしくお願いします。
 

緩和ケアセンターとは

 緩和ケアとはがんにより生じる体や心の苦痛を和らげることです。緩和ケアセンターでは患者さん、ならびにその家族の方々の様々な困り事に対して、スタッフ一丸となって活動しています。苦痛は必ずしも身体的苦痛だけではなく、精神的苦痛、仕事や家庭の問題、経済的問題など様々な分野にまたがりますので、医師や看護師だけでなく、薬剤師、臨床心理士、ソーシャルワーカー、栄養士、理学療法士・作業療法士、口腔外科医や歯科衛生士といった様々な分野のスタッフがチーム医療として対応しています。緩和ケアは病状の進行した場合にのみに提供されるものではなく、がんと診断されたときから始められるケアです。早期の段階から継続して緩和ケアが提供されるように活動を行っています。
 

緩和ケアセンターの活動

外来で通院しながらがんの治療や苦痛な症状を治療されている方へ

〇緩和ケア外来(予約制)
  当院で治療中の方は主治医や看護師に希望をお伝えください。
  毎週金曜日の午後から外来を行っています。
  他院で治療中の方は地域医療室で予約をお取りください。

〇臨床心理士・公認心理師や認定看護師によるカウンセリング(当院で治療中の方が対象です)
  希望の方は主治医や看護師に希望をお伝えください。

  月曜日 火曜日 水曜日 木曜日 金曜日
午前
午後

〇認定看護師によるカウンセリング 適宜
  苦痛のスクリーニング促進
  定期的にスクリーニングを実施しています。

入院してがんの治療や苦痛な症状を治療されている方へ

〇がんサポートチーム
  主治医や看護師、薬剤師に希望をお伝えください。

〇臨床心理士や認定看護師によるカウンセリング
  希望の方は主治医や看護師に希望をお伝えください。

〇苦痛のスクリーニング促進

地域との連携

近隣の診療所や病院、緩和ケア病棟との連携を行っています。

教育

医療者に対し、『がん等に携わる医師等に対する緩和ケア研修会』の定期的な開催
 

スタッフ紹介

緩和ケアセンター長、緩和ケア医、歯科口腔外科医、がん性疼痛認定看護師、緩和薬物認定薬剤師、社会福祉士、歯科衛生士、管理栄養士、作業療法士、臨床心理士・公認心理師などの多職種で構成されています。
 

よくあるご質問

質問1 市立伊丹病院で緩和ケアを受けるにはどうしたらいいですか?
答え 当院では緩和ケアの研修を受けた医療者が多数います。まずは身近な医療者につらい症状やお気持を話して下さい。がんサポートチームや緩和ケア外来の受診を希望される方はその旨もお伝えください。
質問2 がんサポートチームは何をしてくれますか?
答え 療養中には、痛み、息苦しさ、だるさ、食欲低下、不安、不眠など様々な症状でつらくなることがあります。がんサポートアチームは、これらの問題をサポートするのに必要な多職種が集まったチームです。主治医や病棟看護師と相談して、患者様やご家族の体や心のつらさを和らげられるライフスタイルを一緒に考えていきます。
質問3 緩和ケア外来とは?
答え 緩和ケアの医師や精神科医、看護師、薬剤師、臨床心理士が、自宅で困っている症状や介護についての相談に時間をかけて応じています。完全予約制です。
質問4 市立伊丹病院には緩和ケア病棟がありますか?
答え 当院には緩和ケア病棟はありません。緩和ケア病棟をご希望の方は地域医療室からご紹介されていただきます。当院に入院中の患者に対してはご希望があればがんサポートチームが対応します。