血管造影

血管造影とは、動脈あるいは静脈に非常に細い管(カテーテル)を入れて造影剤を注入し、目的とする臓器(部位)のX線撮影を連続的に行うことで、血管性病変(動・静脈瘤、狭窄、閉塞、奇形)、腫瘍性病変の診断、また、原因不明の出血点を検索する検査方法です。手術適応の決定、さらには手術方法の決定の際にも必要な多くの情報を引き出すことができます。

さらに診断のみでなく、腫瘍への抗がん剤の動脈注入、腫瘍を栄養する血管を閉塞させる腫瘍動脈塞栓術、血管の狭窄部を拡げる血管拡張術などの血管内治療が盛んに行われています。専門医と看護師、診療放射線技師などがチームで検査(治療)にあたっています。

設備
頭腹部用血管造影室 心血管用血管造影室
Canon社製 INFX-8000C Philips社製 Azurion7 B12/12
血管造影 血管造影