フットケア専門外来
皆様の足は大丈夫ですか?
皆様の身近な足の病変には、魚の目・タコ、足水虫・爪水虫、陥入爪(かんにゅうそう)・巻き爪などがあります。皆さんは、自分で軟膏を塗ったりはさみで削ったり色々やってみても、”なかなか治らないから・・・”といって諦めてそのままにしていませんか?
当院では糖尿病の患者さまに対するフットケアシステムとして平成15年よりフットケア外来教室を、平成17年よりフットケア専門外来を開いております。糖尿病の合併症の1つの神経障害は、まったく症状がなかったり、ジンジンとしびれるような感じ、足がうずくように痛むなどの生活に苦痛を伴うような症状があります。この神経障害に加えて火傷や切り傷などの足の病変が重なり放置しておくと傷口が化膿するなど、しだいに悪化して最終的に足の切断まで至る場合があります。
しかし、早期に自分で足を見たり触ってみて、”足が何か変だなあ??”と気づいて、病院へかかり正しい足の処置と手入れの方法を身につければ足の切断を未然に防ぐことができます。ここで一番大切なことは、皆さまがお風呂あがりなど毎日のように足を見て・触ってみることで、早期に足の病変を見つけることができます。
フットケア専門外来では、医師による適切な足の病変の診断と治療、看護師による足の状態(痛みや触っている感覚が分かるかどうか、血の流れが良いかどうかなど)をみます。その上で、皆さまの足の状態に応じた足の見方、足の洗い方や爪きりや爪ヤスリのかけ方など足の手入れの方法をフットケア外来教室で看護師がお話しいたします。
足に何かお悩みのある方は、皮膚科フットケア専門外来の受診をご検討ください。
フットケア専門外来
日時:毎月第1・3木曜日 午後2時~4時
完全予約制:患者様お一人に30分ずつ、一日に4人まで
フットケア外来教室へお申し込み方法
日時:毎月第4か5木曜日(月末の木曜日)午後2時半~3時半
完全予約制:一日に4人から6人まで
(皮膚科外来受診後、必要に応じて予約を取らせて頂きます。)